公文に通わせて、プラスして、これも習わせておけば良かったと後悔したこと
こどもの習いごとを考えるとき、いろいろなきっかけがあると思います。
テレビやラジオで情報を知ったから。
お友だちが通っているから。
知り合いのママさんに勧められて。
わたしは何かきっかけがある都度、じっくり検討していた(つもりだった)のですが
こどもが中学生になってから後悔したことがあります。
それは、"中学校では副教科も評価の対象である"という観点から
習いごとを考えておくべきだったということ。
中学校で習う副教科は、保健・体育、美術、音楽、技術・家庭科。
加えて、国語では書道も加わります。(学校によって違いがあるかもしれません)
体育であれば、バスケットボール、バレーボール、陸上、テニス、
サッカー、バドミントン、卓球、ダンス、柔道、野球、水泳などなど一般的なスポーツをひと通り学びます。
そして、ここは北海道なので、冬はスキーやスケートが加わります。
問題は、水泳とスキー(もしくはスケート)です。
小学校のわずかな授業時数を受けただけで、バリバリ泳げるようにもビュンビュン滑られるようにも、なるはずがありません。
なのに、中学校での評価はというと
水泳は息継ぎができて当たり前、25mが泳げてようやく評価は5。
スキーは両足揃えたパラレルターンで、山頂から難なく降りてようやく評価は5。
どちらもスクールに通わせなければ身につかないレベルです。
(保護者の方が水泳やスキーが得意で、個人指導できるなら別ですが・・・)
しかも、バスケやバレーなどは数種目を合わせての評価になりますが、
真夏と真冬はほぼ、水泳とスキーだけで評価が決まってしまいます。
中学校での内申点はモーレツに大事です。
高校入試では中学校3年間の内申点の合計に、入学試験のときの学力点をプラスして計算されて合否が決まります。
ですが、小学校のときに予め準備していたか?いないか?で、評価の決まってしまう分野があるということです。
音楽も先生によっては、かなりの難題を出す先生がいます。
「音符と休符を使って、4分の4拍子の曲を作曲しましょう」
ピアノ教室に通っていない、学校で音楽を習っただけの子はたくさんいます。
その大半は四分音符の長さという概念すらわかりません。
授業でサラッと教えられただけで理解できるはずもなく、こんな問題を出されたところでチンプンカンプンなわけです。
それでも、情け容赦なく内申点として評価されます。
技術・家庭科、美術に関しては、きちんと授業を受けて
教科書やワークで単語をしっかり暗記していたら、正当な評価をもらえる内容のテストがほとんどでした。
国語も、書道があまり上手にできなくても、きちんと教科書を勉強していたらそれなりの評価をもらうことができました。
ただ、しかし保健・体育と、音楽に関しては・・・。
いくもんは、こどもたちが幼いころ
ピアノが「こどもの脳の発達にいい効果を与える」と聞いたことがありました。
ですから、中学校での評価のことはまったく考えずに、何度か息子たちにも
「ピアノやってみない?」と声をかけていました。
しかし、息子たちはまったくの無反応・・・(ノД`)・゜・。
泣く泣くピアノは諦めたという経緯がありました。
そんな長男が中学校に通い始めたとき、音楽の評価で苦労して一言。
「小学校のころにピアノ習ってたら良かったなぁ・・・」
・・・だからあのとき言ったぢゃん!!!(-_-メ)
というわけで ( ;∀;)
中学校の副教科を踏まえての習いごと選び おススメします!
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