公文式には通信学習もあるんです
公文式に通信学習があるのをご存じですか?
一般的に"通信学習"と聞くと、実際に通うよりもリーズナブルでしょう?と考える方が多いと思います。
しかし、公文式の通信学習の場合は、教室に通うよりも通信学習のほうが会費が高いというカオスな仕組みでして・・・。
ちなみに金額はコチラ⇩
幼児・小学生が1教科を学ぶ場合
2020年10月現在
・都内や神奈川県の教室は 7,700円
・上記以外の地域の教室は 7,150円
・公文式通信学習の場合は 8,250円
うーん、ダントツの高さです・・・(;・∀・)
教室に通う場合の地域による価格の違いは、"教室を借りる場合の家賃"が関係するからだろう(東京近辺は家賃も高いですから)と予想がつくのですが
なぜ教室に通うよりも、通信学習のほうが価格が高くなるのか?
ここからは、わたしなりの考察ですが・・・
公文式の通信学習は、自宅で毎日教材に取り組み、取り組んだ教材を月に1~2回まとめて郵送。その後、東京にいる先生が丸つけをした教材を返却してくれるシステムです。
教室だと週2回ほど通う回数が、通信学習だと月1~2回に減るものの、先生に丸付けしてもらう枚数はあまり変わらないわけです。
そして郵送で個別にやり取りをする分、経費が掛かる・・・と考えると、通信学習のほうが会費が高くなるのも分からなくも・・・ない?かも?
基本的に公文は「月会費=教材費」
そこに人件費などは表向きには計上されていないわけです。
月会費は、創始者である元高校教師の公文公(くもんとおる)さんが生み出した、あの教材を一か月間、自由に使うための費用と考えるとわかりやすいかも知れません。
通常の学校や塾では人件費がほとんどです。
それが人件費の掛からない映像授業(=通信学習)になることで月会費(月謝)をリーズナブルに抑えることができるのでしょう。
さて、そんな公文式の通信学習ですが
月に1~2回先生から返却される教材を待っていては、こどもが解いた問題の内容をすっかり忘れてしまっています。
勉強は短い期間での反復が大事ですから、こどもが解いた教材はすぐに保護者の方が丸付けをしたほうが断然、効果的です。
(公文式通信教育としては保護者による丸付けの推奨を大きく謳ってはいません)
そのため公文式の通信学習では、保護者が丸付けするための解答書も、教材を郵送してもらうときに合わせて貸してもらうことができるシステムになっています。
とはいえ、単純に保護者の手間だけを考えると、通信学習のほうが格段に手間がかかるわけです。
人数が少ないとはいえ、教室の先生がやっているのと同じことを自宅でやるわけですから。
加えて、金額的にも通信学習のほうが高いという・・・( ;∀;) ぴえん
それでも通信学習を選ぶケースがあるとするなら
通える範囲に教室がない場合
もしくは、いくもんの長男のように
高学年になってから始める場合
だと思います。
次回は、長男が通信教育を始めるまでのこと、お話しします。
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